2021年7月8日木曜日

今井が責任著者の、アトピー性皮膚炎と2型自然リンパ球に関する論文がJID innovationsに掲載されました

皮膚の2型自然リンパ球には遊走する群があることをシングルセルRNA-Seqで明らかにし、さらに、2型自然リンパ球が炎症存在下では遊走することを証明しました。

今までの集大成という内容になっております。


https://www.jidinnovations.org/article/S2667-0267(21)00035-7/fulltext


2021年7月6日火曜日

生物学的製剤投与中患者の新型コロナウイルスワクチン接種について

乾癬などの皮膚炎を、生物学的製剤の注射で治療している患者さんについて、(他の持病や投薬があれば別ですが)、新型コロナウイルスワクチン接種に関しては問題が無いという声明が出ています。

生物学的製剤を使用中は生ワクチンは使用できませんが、日本で認可されている新型コロナウイルスのワクチン(RNAワクチン (Pfizer/BioNTech, Moderna) 、複製欠損性組換えウイルスワクチン(Oxford/AstraZeneca))は、どれも生ワクチンではないため、使用不可なワクチンに該当しません。

参考URL: https://www.psoriasiscouncil.org/ 参照日:2020/12/3

詳しくは:https://www.psoriasiscouncil.org/covid-19-psoriasis-resources.htmにも記載されています。

2021年6月22日火曜日

アトピー性皮膚炎の論文がJDに掲載されました

今井が責任著者の、アトピー性皮膚炎の論文がThe Journal of Dermatologyに掲載されました。

デュピルマブとタクロリムス外用剤は併用しても良いというエビデンスの一つになると思います。そんなの当たり前だと思われるかもしれませんが、ちゃんと論文にしたものはおそらくこれが初めてだと思います。

 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1346-8138.16039


2021年6月12日土曜日

日本皮膚科学会総会で講演しました

イブニングセミナー(ES18-1)でチルドラキズマブに関して講演させていただきました。

ただしパシフィコ横浜(現地)とWebのハイブリッド開催で、一部の会場ではリモート講演が多く「映画館状態」だったようです。私の講演は残念ながら新型コロナウイルス感染症に配慮してリモート講演とさせていただきました。

写真は「会場に入ったけど、今井先生はおらず、リモートだった・・・」というメールをいただいたので、ありがたく転載させていただきました。リモート参加で申し訳ございませんでした。

会場には行けなかったので、貴重なショットですね。

座長の朝比奈先生、佐野先生、一緒に講演していただいた山崎先生、ありがとうございました。





2021年5月19日水曜日

■求人■ 実験補助の募集(兵庫医科大学 皮膚科学)

皮膚科では、現在の秘書3名に追加して実験補助(若干名)の追加募集を行います。なお、常勤・非常勤どちらも可能です。

<求人内容>
実験動物(マウス)の維持管理や臨床検体の維持・管理を中心に、免疫学的実験、形態学、分子生物、生化学、細胞培養実験にも参加していただけます。

[機関の説明(募集の背景、機関の詳細、プロジェクトの説明等)]
 当該講座では、皮膚疾患の病態解明と新規診断治療法の開発を目指し、様々な研究を行っています。
 当科で行っている実験・業務には、臨床検体や医学情報の保管管理、実験動物の維持管理、免疫組織化学、電子顕微鏡試料作成、観察、二光子レーザー顕微鏡観察、分子生物学、遺伝子組換え、免疫学的実験、生化学、培養細胞などがあります。

[勤務地住所等]
〒663-8501
兵庫県西宮市武庫川町1-1

[募集人員]

若干名(常勤または非常勤)

[応募期間]
2021年7月末まで(適任者が決定次第、募集終了します)

[着任時期]
応相談 

(条件)
医学系、薬学系、生物・化学系、臨床検査、栄養系などに関連する大学を卒業し、ピペット操作をしたことがある方。
卒後、企業、病院、大学、研究所等で医学・生物系実験の経験がある方、なお可。ブランク可、未経験でも可。

(待遇)
非常勤:学校法人兵庫医科大学の支給基準に基づき支給(時給 1,000円〜1,500円。年齢,経験により決定)、最大更新5年まで。
勤務日:週3〜5日(応相談)
勤務時間:9時〜17時の間で6時間程度
     (曜日と時間は応相談、週30時間まで。)
休日:土曜(隔週)、日曜、病院が休みの祝日

勤務例: 9:30〜14:30 週4日(月火木金)時給1,100円、月収88,000円(年収106万円)
扶養の範囲内でお仕事することも可能ですし、扶養を超えて健康保険(私学共済)への加入することも可能です。なお、下記の常勤待遇も選択できます(応相談)。
※ブランクがあった方でも活躍されています。


常勤の実験補助も募集しています
待遇学校法人兵庫医科大学の支給基準に基づき支給、保険あり
勤務日:週5日+1,3土曜日
勤務時間:応談
休日:土曜(隔週)、日曜、病院が休みの祝日
新卒可。詳細は電話などで、ご連絡ください。最大更新5年までです。
※ブランクがあった方でも活躍されています。
※週に30時間を超える勤務を希望される場合は常勤となります。


応募・選考・結果通知・連絡先
必要書類:履歴書(写真貼付)
※これまでの研究補助の実績があれば記入して下さい。
※不採用の場合、大学人事部の方針により、応募書類は返却できないことになりましたのでご了解ください。


[選考内容(選考方法、採否の決定)、結果通知方法]
書類選考と筆記試験、面接

[連絡先(担当者所属、役職、氏名、e-mail、電話番号)]
〒663-8501 兵庫県西宮市武庫川町1−1
兵庫医科大学 皮膚科学 秘書 気付 
講師 今井康友 宛 


※応募書類は郵送でお願いします。封筒には「実験補助応募書類在中」と書いてください。

2021年4月14日水曜日

コロナ対応:処方箋を郵送します(兵庫医大皮膚科)

「皮膚科もついでに診察している内科医のクリニック」や「兵庫医大のような総合病院の皮膚科」は、新型コロナウイルス感染が心配で、受診そのものを避ける患者さんが多くなってきています。

確かに理解できる行動であります。そこで、軽症の患者さんは、皮膚科専門医のクリニックに逆紹介する方針です。コロナ疑いなどの感冒様症状で受診している患者さんと待合室が同じになってしまう内科・皮膚科のクリニック(内科医が皮膚科も標榜するパターン)ではなく、皮膚科だけのクリニックなら安心して通院したいただけるというわけです。

皮膚科の外来ですが、混んでいる時間帯・曜日と混んでいない時間帯・曜日があります。また、曜日によっては、採血室が非常に混雑しております。当院の近隣の病院で新型コロナウイルスのクラスターが発生し、その受診を避けた患者さんが当院に集中している可能性もあります。

大変申し訳ございませんが、初診予約・再診予約に、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

また、一部の疾患では、「電話再診」が可能です。処方箋は郵送になります。詳しくは、皮膚科外来まで、電話でお問い合わせください。

大学病院の受診がご不安な方は、お近くの皮膚科クリニックの利用もご検討ください。随時、診療情報提供書の発行も行っております。

なお、兵庫医大では全入院患者さんに新型コロナウイルスのPCRを行い、陰性の患者さんだけが入院可能というシステムですので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


文責:外来医長 今井

2021年2月20日土曜日

今井のアトピー性皮膚炎に関する論文が国際雑誌に掲載されました。

実際のアトピー性皮膚炎患者さんに2型自然リンパ球(ILC2)が関与していることを示した論文になります。ILC2が増殖するにはIL-33とIL-4の両方が必要ですが、デュピルマブをアトピー性皮膚炎患者に投与すると、予想の通りILC2が減少しました。また、ILC2の減少が大きかった患者さんや、もともとILC2が多くて減少する余地があった患者さんは、デュピルマブの効果が高かったことも判明しました。2013年から続く自分のILC2研究が、これで完結したという感じというか、今まで動物実験だったりin vitroだったりしたことが、綺麗に実際の臨床でも言えることが判明しました。

雑誌:JID Innov.

https://www.jidinnovations.org/article/S2667-0267(21)00003-5/fulltext